【提言】電気自動車を巡る話題は国際的に“花ざかり” だが、コトはそれほど簡単ではない

電気自動車(EV)を巡るニュースで自動車業界が世界的に賑やかで花ざかりだ。コトの発端は2016年10月に独連邦参議院(上院)が、2030年までにガソリンエンジン車およびディーゼルエンジン車、つまり100年以上連綿と続く“内燃機関”をパワーユニットとする自動車の販売を禁止する方針である旨の発表を行なったことである。これにキッカケにして、今年7月になってフランスとイギリス政府が、2017年7月になって、いきなり「2040年までに“内燃機関”をパワーユニットとする自動車の販売を禁止し、EVなどCO2を一切排出しない自動車に置き換える」と宣言した。これまでドイツやフランスなどの欧州自動車メーカーは、ディーゼルエンジン車を環境対応車のメインに位置付けてきた。が、ディーゼルエンジン車は、独フォルクスワーゲン(VW)の“排出ガス不正問題”で大きな後退を余儀なくされた。

電気自動車を巡る話題は国際的に“花ざかり” だが、コトはそれほど簡単ではない(エコノミックニュース)

 

Tagged on: