【提言・電池】EV普及による変化を見据えよ-リチウムイオン電池生みの親の吉野氏

リチウムイオン電池を発明した旭化成名誉フェローの吉野彰氏は、電気自動車(EV)の自動運転化やカーシェアリングが進めば、電池に求められる性能はこれまでとは異なるものになってくるとし、社会の変化を見据えた技術開発が必要になるとの見通しを示した。吉野氏はインタビューで、将来、無人自動運転が普及すれば、カーシェアリングが広がり、「世の中にマイカーはなくなり、片道の走行距離は300キロ走れば十分」な状況になると指摘。「10人でシェアすると仮定すれば、1台の自動車が10倍の距離を走ることになり耐久性が重要になる」と話した。

EV普及による変化を見据えよ-リチウムイオン電池生みの親の吉野氏(ブルームバーグ)

 

 

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