【提言・市場】2035年の自動車業界、「利益の4割は新規事業から」

世界の新車販売台数は、2017年の9100万台から2025年に1億400万台に伸びるものの、2035年には1億800万台と伸び悩む見通しである。特に2025年以降は自動運転車やシェアリングサービスの台頭によって、個人所有の新車販売が減少し、その分をシェアリング用自動車(フリート)の伸びが支える構図になる。世界の新車販売台数(乗用車)に占める電気自動車(EV)の比率は2017年の1%から2025年に6%、2030年に14%、2035年に30%まで増えると予測した。予測の前提となる電池コストは、2017年から2030年にかけて年平均5%で下がると見ている。これは主に量産規模の拡大によるスケールメリットと、電池のエネルギー密度の向上による。なお、電池で懸念されている希少資源の問題は「2035年までは大きな制約にはならない」との見通しを示した。

2035年の自動車業界、「利益の4割は新規事業から」(日経XTECH)

 

Tagged on: ,