【施策・自動運転】路線バスの自動運転化は実現するのか?

赤字や運転士不足が叫ばれる路線バス。今年2月には岡山県を中心とした両備グループが赤字路線バスの4割を廃止すると発表するなど、業界は崖っぷちに立たされている。今や、各自動車メーカーがこぞって自動運転の開発に力を入れる時代。国土交通省でも自動運転の公道実証実験に積極的な姿勢を見せるなど、その機運は高まるばかりだ。そんななか、路線バスの世界でも自動運転は注目を集めている。内閣府が昨年に沖縄県内で実施したバスの自動走行システムの実証実験をSBドライブが先進モビリティと共同で受託。具体的な動きが始まりつつあるのだ。SBドライブの担当者は次のように話す。「自動運転車両による路線バスの運行は、運転士不足や不採算路線維持などの課題を解決するための手段のひとつとして期待されます。昨年の実験では部分運転自動化、条件付き運転自動化で実際に公道を走行。最終的に目指している高度運転自動化に向けて着実に進んでいると考えています」

路線バスの自動運転化は実現するのか?(日刊SPA!)

 

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