【提言・電池】電池の性能は向上する、全固体は2030年に実用化

EVの場合、エンジン車からエンジンや変速機を省き、代わりにモーターやインバーター、電池を新たに加えることになる。モーターとインバーターだけであれば、エンジンと変速機の合計よりも、コストはやや低くなり、電池のコストでEVのコストが決まる。電池コストは「搭載容量」×「容量当たりコスト」となる。例えば、ドイツ・フォルクスワーゲン(Volkswagen、VW)「ゴルフ」のEVモデル(e-Golf)では、35.8kWhのリチウムイオン電池を搭載する。2015年当時の最安レベルの電池パックコストを2.5万円/kWh程度とすると、エンジン搭載のベースモデルに対して60万円程度の価格上昇に抑えている現在の価格設定では赤字であると想定される。

電池の性能は向上する、全固体は2030年に実用化(日経XTECH)

 

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