【企業・自動運転】ジェイテクトの自動運転対応技術搭載EPSを装備した、トヨタ「カムリ」で伊賀試験場を走る

ジェイテクトの主力商品の一つがEPS(電動パワーステアリング)。1988年にジェイテクト(当時は光洋精工)は世界で初めてEPSの開発・量産に成功し、2015年4月にEPS累計生産が1億台を突破。EPSの世界シェアも27%と、トップに立っている。そのジェイテクトの強みは各種の種類があるEPSの生産をすべて手がけていること。C-EPS(コラムEPS)、P-EPS(ピニオンEPS)、DP-EPS(デュアルピニオンEPS)、RD-EPS(ラックEPS)、RP-EPS(ラックパラレルEPS)などをラインアップする。ジェイテクトでは、ADASなど先進運転支援・自動運転時代へ向けステアリング構成の深化も必要と考えており、JFOPS(JTEKT Fail OPerational System)という独自の安全コンセプトも策定。ステアリングハードウェアの冗長化や、ステアリングホイールとステアリング機構を電気信号で結ぶSBW(ステアバイワイヤ、Steer By Wire)の開発も行なっている。

ジェイテクトの自動運転対応技術搭載EPSを装備した、トヨタ「カムリ」で伊賀試験場を走る(カーウオッチ)

 

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