【話題・海外】フォルクスワーゲンの新たなシェアサービス「We Share」

自動車の世界シェアNo.1を誇るフォルクスワーゲンが、ドイツの首都ベルリンで2,000台の全電気自動車のシェアリングサービス「We Share」を始めると発表した。背景にあるのは大気汚染による深刻な影響だ。WHO(世界保健機関)によると、世界人口の90%以上が高レベルの汚染物質を吸い込んでおり、それが原因で毎年700万人が亡くなっている。そんな中、環境先進国であるドイツでは大気汚染に対するさまざまな施策が行われており、IDEAS FOR GOODでも紹介してきた。たとえば公共交通機関の無償化や、自動車より気軽に使える乗り捨て可能な電気スクーターのシェアリングサービスなどだ。今回紹介する「We Share」では2019年の7月から9月のどこかで、1,500台の電気自動車e-Golfと500台のe-up!が導入される予定。2,000台という膨大な車数を提供することで電気自動車のシェアを新たな文化として広めようという気概が感じられる。

若者よ、電気自動車で走ろう。フォルクスワーゲンの新たなシェアサービス「We Share」(IDEAS FOR GOOD)

 

 

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