【話題・自動運転】広州市で全国初の自動運転タクシー導入も紆余曲折

広州市公共交通集団(以下、広州交通集団)が11月1日、全国で初めて、有料で自動運転タクシーのテスト運行を開始した。しかし、テスト運行に関する警察の許可を取得しておらず、実施内容の変更を余儀なくされ、紆余(うよ)曲折をたどっている。テスト運行する自動運転タクシーは、専用のアプリを通じて配車し、価格は初乗り12元(約192円、1元=約16円)で従来のタクシーと同額。広州市内の大学キャンパスが集中する「大学城」エリアで運行する。車両は地場系メーカーである広汽新能源汽車のスポーツ用多目的車(SUV)「伝祺GE3」が使用されている。自動運転の技術は文遠知行(WeRide.ai)のものを利用しており、自動運転のレベルは特定のエリアでは全ての操作が完全に自動化される「レベル4」とされている。車両台数は3台で、午後2時から4時までの運行。運転手はいないものの、各車両には1~2人の安全員が配置される。

広州市で全国初の自動運転タクシー導入も紆余曲折(JETRO)

 

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