【話題・自動運転・海外】自動運転車の公道試験、大都市では安全懸念が障害に

ウォールストリート・ジャーナルによると、ゼネラル・モーターズ(GM)は 2017年、ニューヨーク市内では初めてとなる自動運転車の公道試験計画を発表した。18年初頭から始める予定だったが、関係者によるとビル・デブラジオ市長が安全性に懸念を示したため、中心部マンハッタンでの試験は保留となっている。シカゴでは、市議会運輸委員会の委員長が、安全懸念やタクシー運転手などの雇用に影響が出る可能性を理由に、自動運転車の導入阻止を表明した。自動運転車の研究開発が盛んなペンシルベニア州ピッツバーグでさえ、最近では条件を厳格化し、自動運転車の公道試験を認める前に安全システムの作動方法に関する詳細な説明を求めている。自動運転車の実用化を目指す企業は、米国内のさまざまな場所で公道試験を行おうとしているが、地方自治体からの反発に遭うことが増えている。

自動運転車の公道試験、大都市では安全懸念が障害に(U.S.FrontLine)

 

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