【施策・自動運転】積雪の中、自動運転実証実験スタート 上小阿仁村

国土交通省が2020年までの実用化を目指す自動運転サービスの実証実験が9日、秋田県上小阿仁村の道の駅かみこあにを拠点に始まった。今月21日までと1月10日~2月1日、自動運転車が地域住民や農産物などを乗せて運ぶ。初日は記念式典と試乗会が行われた。式典では小林悦次村長が「運転免許証を返納する高齢者が増えており、交通弱者の支援は村にとって喫緊の課題。この実験が全国で自動運転が定着するスタートとなることを期待したい」とあいさつ。続いて関係者や地域住民が自動運転車に乗り込み、村役場周辺を1周する約5分間のコースで乗り心地を確かめた。路面には5センチ以上の積雪がある場所もあったが、自動運転車はスムーズに運行。試乗した同村沖田面の清水俊一さん(76)は「予想以上に安定感があって安心して乗ることができた。実際に自動運転車が村内を走るようになると便利だと思う」と話した。

積雪の中、自動運転実証実験スタート 上小阿仁村【動画】(秋田魁新報)

 高齢化社会で実用目指す 秋田県上小阿仁村で自動運転サービスの実証実験始まる(FNNニュース)

 

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