【提言・自動運転】MaaS時代の自動運転産業はどうなるのか…

自動車業界では、ADASの発展として自動運転が注目され無人カーの研究開発も進んでいる。ここにシェアリングエコノミーや移動サービスという潮流も加わり、自動運転カーの機能やゴールが二分化してきている。自動車運転技術と市場は、MaaSによって今後どのように進んでいくのだろうか。この問題を調査・研究しているIHS Markit アナリスト 松原正憲氏に聞いた。

―自動車業界では、MaaSやモビリティ革命が戦略キーワードにもなっています。MaaSとにおける自動運転カーやその市場をどのように分析されているのでしょうか。

松原氏:自動運転関連の市場を考えるのは、天気予報になぞらえることができます。MaaSはマルチモーダルな移動を統合的に考えるものです。自動運転カーはその移動手段のひとつと考えられます。この市場を考えるには、現状なにが実現されているのか、どんな課題があるのか、OEMメーカーの機能展開、サプライヤーの技術開発計画、さまざまなデータや事実を集めます。そして、論理的な推論・思考によって方向性の予想します。天気予報も、観測データを積み重ねて明日の天気を予報しますよね。

【MaaS】MaaS時代の自動運転産業はどうなるのか…IHS Markit 松原正憲氏[インタビュー](レスポンス)

 

 

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