【提言・企業・自動運転】「GMを再生した男」が、自動運転技術の子会社へと転じる真意

ゼネラルモーターズ(GM)の社長であるダン・アマンが、自律走行車部門である子会社のクルーズGMに最高経営責任者(CEO)に2019年1月1日付で転じる。GMの再建を牽引してきた男の異例の人事は、GMにとっていかに自律走行車が今後の戦略の鍵を握るのかを示唆している。ゼネラルモーターズ(GM)は自動運転サーヴィスの開始時期を2019年に設定している[日本語版記事]。この“偉業”は、GMが16年に買収したスタートアップであるクルーズ(GMクルーズ)が行う予定だ。そこでクルーズは新たな最高経営責任者(CEO)に、GMの社長であるダン・アマンを迎えた。アマンは自律走行車の事業にフルタイムで取り組むべく、GMの社長を退く。クルーズの創業者カイル・ヴォグトは、19年1月1日付で同社の最高技術責任者(CTO)に就任する。テクノロジー業界では、よくある人事だ。スタートアップが巨大企業に成長していくとき、創業者がいつまでもCEOにふさわしいとは限らないのである。

「GMを再生した男」が、自動運転技術の子会社へと転じる真意(WIRED)

 

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