【話題】“空飛ぶクルマ”のエネルギーには水素が最適?

液体水素を燃料とする“空飛ぶクルマ”を、米国のスタートアップが開発している。モーターで飛ぶ垂直離着陸機(eVTOL)の電力はバッテリーから供給するのが“常識”とされるなか、あえて高価な燃料電池を採用したのはなぜか。その理由を探ると、新種の航空機をすみやかに市場に供給していく戦略が透けて見えてきた。水素を利用する燃料電池は、これまで地上を走る電気自動車(EV)の動力源として厳しい戦いを強いられてきた。だが、いまとなってはゼロ・エミッション化に必要な動力技術が求められ始めている。こうしたなか、スタートアップのアラカイ・テクノロジーズ(Alaka’i Technologies)が、液体水素を燃料とする5人乗りの“空飛ぶクルマ”のような電動垂直離着陸機(eVTOL)の「Skai(スカイ)」を発表した。同社は多くの競合企業が開発に取り組むバッテリーの電気で駆動する航空機よりも、水素を用いた航空機のほうが効率的かつパワフルになると主張している。

“空飛ぶクルマ”のエネルギーには水素が最適? 燃料電池を積んだ電動航空機に米企業が賭ける理由(WIRED)

 

 

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