【市場・自動運転】自動運転車や電動車を買うメリットはあるか、商用車で問われる“事業化”

商用車には“事業化”の視点が重要――。自動運転車や電動車を普及させる時、商用車で特に重視されるのが、事業化だ。商用車メーカーにとって収益性が確保できるかではなく、トラックやバスのユーザーにとって自動運転車や電動車を使うことが事業面でプラスになるかどうかが問われる。経済産業省の「自動車新時代戦略会議」では、商用車でも電動化を進めるにあたって、従来と同等の使い勝手や経済優位性の確保に関して利用者から要請が強いと想定する。そのため、車両の環境性能を向上させるだけでなく、社会システムとして総合的にヒトやモノの流れを効率化することも必要だとしている。商用車メーカー同士の連携も不可欠だ。トラック、バスのユーザーは、複数メーカーの車両を所有するため、「日野のクルマではできるけど他社のクルマではできない、他社のクルマではできるのに日野はできない、という状況では使い勝手の面でマイナスだ。メーカー間の差をなくすことも必要になる」(日野自動車)。

自動運転車や電動車を買うメリットはあるか、商用車で問われる“事業化”(MONOist)

 

 

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