【提言・電池】車載電池は「価格崩壊」か

独・VW(フォルクスワーゲン)、BMW、ダイムラーが相次いで中国の寧徳時代新能源科技(CATL)との間でリチウムイオン電池の購入契約を結んだ。中国はいま、国家を挙げて電動車の量産・普及を進めている。これにドイツが呼応し、電動車分野では中独蜜月ムードが漂う。一方、日本では日産が電池事業を中国企業に売却した。中国は電動車用電池での世界制覇を狙っている。今年の春、私はある中国メディアの友人に電池業界の方を紹介してもらった。CATLという会社について知りたかったからだ。以前、取材を通じて知り合った某電池メーカーの経営者は博打打ちのような人だった。博士号を持っているという経営者にも会ったが、「博士号はお金で買える」と知って驚いた。

【牧野茂雄の自動車業界鳥瞰図】車載電池は「価格崩壊」か(MotorFan TECH)

 

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