【新技術・自動運転】言葉・指差し・視線で対話して操作する自動運転車を開発

近年、自動運転技術が急速に発展し、実用化も視野に入ってきました。自動運転車は最初に行き先を決定すればそこまで自動で移動してくれます。しかし、タクシーに乗っているときには運転者とコミュニケーションを取って協調的に行きたいところまで行くし、移動中にコンビニに寄り道したい時などには依頼もできます。このようなコミュニケーション能力、すなわち乗った人が「どう操作するのか」が、これまでの自動運転車では考えられていませんでした。人は人と、音声による対話を中心に、指差しや頷き・首振りなどのジェスチャー、視線を交えてインタラクションします。この自然なインタラクションを自動運転車に問い入れた「マルチモーダル対話型自動運転車」を世界で初めて開発しました。音声・ジェスチャー・視線など複数の手段を用いたインタラクションを「マルチモーダルインタラクション」と言います。例えば、自動運転車に乗ったら、車から、いつも行く場所に行くか尋ねてくれるとします。そこで首を振り、別の場所を言えば、今日は別の場所に自動で運転してくれるのです。

【研究成果報告】言葉・指差し・視線で対話して操作する自動運転車を開発(徳島大学)

 

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