【新技術・自動運転】ANA、佐賀空港でトーイングトラクター自動走行試験 20年実用化向け3月に

豊田自動織機は、ANAなどが採用しているトーイングトラクターを製造しており、今回は電動のものを試験に投入。ターミナルの手荷物仕分け場から、航空機付近までを想定した片道約100メートルのルートを、運転手が手動操作で随時介入できる条件付き自動走行で往復し、貨物を運搬する。ルートでは、ほかの車両の通行などを制限する。自動走行するトーイングトラクターには、自車と目的地の位置や周囲の状況を認識し、安全で正確に走行するため技術を複数装備。対象物にレーザー光を照射するセンサー「2次元/3次元LiDAR」を使った障害物検知や、車両に搭載したカメラで撮影した路面と予め用意した画像データを比較することで、車両の位置・姿勢情報を取得する「路面パターンマッチング」、GPSによる自己位置推定・誘導機能、自動停止・回避機能を採用している。

 ANA、佐賀空港でトーイングトラクター自動走行試験 20年実用化向け3月に(Aviation Wire)

 

 

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