アマゾン傘下の自動運転開発企業Zooxが、数週間以内にサンフランシスコとラスベガス、フォスターシティでオリジナル設計の自動運転車数十台の導入を開始すると発表した。Waymoの独壇場となりつつある米自動運転タクシー市場に新風を巻き起こすか、注目が集まるところだ。
ここでピックアップしたいのが、同社創業者でCTOを務めるジェシー・レビンソン氏の発言だ。レビンソン氏は、「自社の自動運転車は一日のうち最も忙しい16時間に運行する。午前4時は退屈であまり学習できない」としている。
AIが学習すべき要素が豊富な方が、その後の展開につながる――といった趣旨を含んでいる印象だ。過酷な環境こそが自動運転システムを成長させ、先行勢への猛追につながっていくということかもしれない。こうした観点は、開発を進める多くの日本勢にとって耳が痛いところではないか。
日本の道路交通環境は整備が行き届いているものの、中には狭い道や人混みで走行しづらい場所もある。これに交通違反者も加えた「三重苦」を乗り越えることで、日本勢の猛追も可能になるのではないだろうか。
自動運転車、「三重苦」で急成長!日本でも”狭い道×人混み×違反者あり”で実証を(自動運転ラボ)