自動運転業界において、事業停止や廃業の事例が一気に増えてきた。Appleは10年で数十億ドルを投じたと言われる自動運転開発を終了し、ホンダがタッグを組んだGM Cruiseも大赤字に耐えきれず、自動運転タクシー事業からの撤退を発表した。自動運転事業から別事業へのピボットを突然発表した上場企業もある。
こうした開発コストがネックとなった廃業の事例が増える今の状況は、自動運転業界において再編の動きが加速することを強く予感させる。今後、製造やサービス提供において、上流から下流までの工程を全て1グループで展開するような「垂直統合的」な動き、もしくは同業種の企業が集約化されていく「水平統合的な動き」は、目立つようになっていくのか。
自動運転の技術開発「消える付加価値」 専門家・下山哲平が語る「業界再編の今後」(自動運転ラボ)