広大な大阪・関西万博の会場で、来場者らの移動に使われる電気自動車(EV)バスが周回ルートの海沿いの区間に差し掛かった。時速20キロ・メートル以下のスピードで通過すると、多くの乗客が知らない間にバスへの充電が始まった。
「走行中ワイヤレス給電」という技術で、地中に埋め込まれた送電コイルに電気を流して磁場を発生させることで、EVは走りながら充電する。会場には、ワイヤレスで受電できるバス6台が配置され、コイルは周回ルートのうち50メートルの区間に設置されている。
万博で関西電力や大阪メトロ、大林組と実証実験に挑む電力機器メーカー「ダイヘン」の充電システム事業部長の鶴田義範(57)は「ワイヤレス給電はEV普及のカギを握る技術だ。太陽光をはじめ、再生可能エネルギーをいったん蓄電池にためることなくその場で使えるなど、さまざまな利点がある」と話す。
道路から充電するEVバス…ワイヤレス給電の未来(読売新聞オンライン – Yahoo!ニュース)