自動運転の精度向上には“聴覚”の実装が不可欠だ。インフィニオン テクノロジーズの新センサー「IVS」は、MEMSマイクの課題を克服し、クルマに“音を聴く力”を与える。
ドライバーは視覚情報だけなく、“音の変化”も捉えている――。先進運転支援システム(ADAS)の高度化、そして、高度な自動運転システムの実現に向けて努力を続ける自動車開発の最前線で「聴覚」の再定義が始まっている。
これまで、ADAS/自動運転を実現するため自動車にはカメラ、ミリ波レーダー、LiDARといったセンサーの搭載が進んできた。いずれのセンサーも、技術革新や生産量の拡大で課題であったコストもずいぶんと下がり、高級車だけでなく、大衆車にも複数個のセンサーが搭載されるようになった。こうしたことから、レベル4やレベル5といったより完全な自動運転に向けたセンシング技術の基盤は整っているように思える。しかし、現状のセンシング技術だけでは、足りないことがある。
“音を聴くクルマ”が切りひらく自動運転の次なるステージ ―― インフィニオンのIVSが示す可能性(EE Times – Itmedia)