2024年度の日本での販売台数が前年度比20.3%減の2万5633台と落ち込んだフォルクスワーゲン(VW)。しかし、「ゴルフ」をはじめとする最新モデルが販売をけん引し、2025年度に入ってからは6月まで3カ月連続で前年同期を30%以上上回っている。2025年7月下旬以降は、商品攻勢の最後のピースとなるEV(電気自動車)「ID.Buzz」の出荷も始まる。900万円近い値付けだが「競争力のある価格設定」だというピープルズカーはVWの日本販売の回復に貢献できるか。
ID.Buzzは、1950年に生産が始まった「トランスポーター」にルーツがある。3代目までのトランスポーターの「タイプ2」とも呼ばれ、1960年代にはヒッピー文化の象徴の1つになった。多人数での移動はもちろん、商用バンやキャンパーとして安価に入手できることも、愛される要因だった。
VWのID.Buzzは商品攻勢の「最後のピース」、ミニバンと差別化図る:電動化(MONOist)