リチウムイオン電池のコスト低下は今後数年で行き詰まる可能性がある。MITの報告書は、大幅なコストダウンを前提とした現在のEVへの過剰な期待に警鐘を鳴らす。
電気乗用車や電気トラックが、すぐにガソリン車並に安くなると期待してはいけない。
マサチューセッツ工科大学(MIT)エネルギー・イニシアティブの最新の報告書は、リチウムイオン電池に依存している限り、EV(電気自動車)のメーカー希望小売価格をガソリン車並に引き下げることはできない、と警告する。リチウムイオン電池は、今日一般に使用される電化製品のほとんどを支えるエネルギー貯蔵テクノロジーだ。実際、高い燃料費やメンテナンス費を考慮に入れても、標準的な電気乗用車や電気トラックとガソリン車との生涯コストの差をなくすのにもう10年はかかる見込みだ。
「EV革命」過剰な期待、リチウムイオン電池価格のMIT新予測(MIT TECHNOLOGY REVIEW Japan)
Why the electric-car revolution may take a lot longer than expected