今回の事例は、信号機に依存する設計の限界を示しました。同時に、周囲の人間や車両の意図を、より高度に推定する必要性も浮かび上がったのです。
この出来事に対し、テスラのCEO(最高経営責任者)であるイーロン・マスク氏は、ウェイモの対応を批判しました。
同氏は、自社のカメラ中心の自動運転技術であれば、停電時でも機能したと発信しています。
ここで重要なのは、どちらが正しいかという議論ではありません。両社は、全く異なる前提で自動運転を設計しています。
ウェイモは、都市インフラと協調することを前提にしているのです。テスラは、人間の運転に近い振る舞いをAIに学習させる方向を選んでいます。
サンフランシスコ停電で自動運転車による渋滞発生、突きつけられた自動運転の限界と可能性(JBpress)