自動運転で走行する「ロボタクシー」がサンフランシスコで急増する中、これらの車両が緊急車両の走行を妨害した数十もの事例が報告されている。あるケースでは、クルーズのロボタクシーが交通事故による重症患者の搬送を妨害したという。
8月14日深夜にサウス・オブ・マーケット地区の事故現場に急行した救急隊員らは、車にはねられ大量に出血している人を発見した。サンフランシスコ消防局(SFFD)の記録によると、2台のクルーズのロボタクシーが救急車の走行を妨害し、医療処置が遅れたという。患者は近くの病院に運ばれてから20~30分後に死亡した。
しかし、クルーズは彼らの車両のせいで救急車が遅れたことを否定している。同社の広報担当のティファニー・テストは「救急車は、当社のロボタクシーを追い越すことが十分可能だった」とEメールでコメントした。フォーブスが確認した動画には、多くの車両がロボタクシーの隣の車線を走行している様子が映っていたが、大型の救急車が同じようにその車線を通過できたかどうかは定かではない。
「自動運転タクシー解禁」のサンフランシスコの悲惨な現実(Forbes JAPAN/Yahoo!ニュース)