「孫さんは日本で自動車メーカーを立ち上げようとしているのではないか」――。ソフトバンクグループ(ソフトバンクG)会長兼社長の孫正義氏を発明者とする2022年10月以降の一連の特許出願について、自動運転技術に詳しい名古屋大学客員教授の野辺継男氏はこう分析する。孫氏が描く「次世代のクルマ」が特許出願分析から見えてきた。
孫氏を発明者とする一連の特許出願は2024年4月以降、公開が続いている。Patentfield(パテントフィールド、京都市)の特許分析ツールを使った調査によれば、目立つ分野の1つが自動運転だ。左右の車輪が「ハの字」をつくるように向きを変えて停車する技術や、AI(人工知能)による複数車両での分散処理など、独創的なものが多い。
孫正義氏の独創に満ちた自動運転構想、完成車メーカー立ち上げの布石か(日経クロステック)