日本政府は「グリーン成長戦略」の一環として、2035年までに乗用車の新車販売を電動車100%にする目標を掲げている。ミライズエネチェンジによれば、2025年9月時点の電気自動車(EV)・プラグインハイブリッド車(PHV)の新車販売比率は2.81%で、前年同月の2.62%からわずかに伸びたにとどまる。
この程度の上昇幅を見るかぎり、利便性を重んじる一般層への広がりは鈍いままだ。2025年以降は各社が新型EVを順次投入する見込みで、市場の動きが出てくる可能性はある。ただ、車両の供給だけで解ける話ではなさそうだ。
気がかりなのは、給油とは比べものにならない充電時間の長さである。日産のEV総合情報サイト『オーナーQ&A』には、「充電しようとした時、渋滞して時間がかかったことはありませんか?」
という問いが寄せられている。回答からは、高速道路や観光地で待ち時間が常態化している様子がうかがえる。およそ30分――このまとまった時間は、これまでの移動にはなかった“空白”だ。ここを不便なまま放置すれば、普及の足かせになりかねない。
EV充電はもはや「苦行」ではない! 待ち時間30分が“ご褒美タイム”に変わるとき(Yahoo!ニュース/Merkmal)